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石鹸の作り方


石鹸を作るにはいくつか方法があるのですが私はいつもコールドプロセスという火を使わない方法で作っています。どんな風に作っているのか簡単に紹介します。自己流の方法なので細かい手順を省いていたり逆だったりしているところもあります。

手 順
備 考
@全ての材料、道具を用意しておきます。 はかり、油脂、容器、精製水、水酸化ナトリウム、かき混ぜ棒、手袋、マスク、ゴーグル(又はメガネ)、新聞紙など
A油脂を量って1つの容器に入れておきます。  
B精製水を量って容器に入れておきます。  
Cオプションもあれば量っておきます。  
D油脂をレンジして暖めておきます。固形の油脂があれば完全に溶けるまで暖めます。 手っ取り早いのでレンジで暖めていますが湯煎のほうが加熱しすぎたり温度にむらができずいいとも言われます。
E水酸化ナトリウムを容器に量り入れます。
水酸化ナトリウムは劇物ですので扱いには自己責任で充分に注意します。水溶液が肌に付くとやけどをします。手袋、ゴーグル(又はメガネ)、マスクなどを着用し肌が出ないようにします。また、水に混ぜると水蒸気がでますので屋外か換気のいいところで作業します。

↑化学的に大変詳しく水酸化ナトリウムの情報を書かれているサイトさんです。ぜひ参考にしてください。
F精製水を水酸化ナトリウムの容器に入れ、溶け残りがないように軽く混ぜます。
水溶液の熱や紙パックの種類によっては漏れることがありますので紙パックで水酸化ナトリウムを溶かすことはお薦めできません。
G水酸化ナトリウムが完全に溶け適度に油脂の温度と同じくらいに冷めたらDの油脂を入れて混ぜます。 ※水酸化ナトリウムを水に混ぜると水蒸気が出ます。吸い込まないよう注意します。
H20〜30分程混ぜます。その後はクーラーボックスなど保温できる場所に移し30分〜1時間くらいおきにトレースが出るまで混ぜます。

できるならトレースが出るまで混ぜていたほうが質のいい石鹸になります。
トレース:石鹸生地をすくい、たらしてみて筋がつくくらいの堅さになること。

Iオプションがある場合はトレースが出たら入れ込み、よく混ぜます。  
Jトレースが出たらそのまま保温箱に入れて1〜3日くらいおきます。 材料によってはトレースが出るのに24H以上かかるものもあります。
K保温箱から出してみて硬くなっていれば出来上がりです。あとは好みでカットします。  
L1ヶ月半以上は日のあたらない風通しのよい場所で乾燥させます。3ヶ月以上乾燥・熟成させるとよりマイルドな使い心地になります。 石鹸に残った油脂の酸化を防ぐため、なるべく涼しい暗い場所で乾燥させます。

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